人生をゲームに例えると

田中りんのメルマガです。皆さんこんにちは。

 

 

さて今日は、親子関係に悩んで、人間関係がうまくいかない方へ、

 

イライラして、ビクビクして、取り繕って、優越感に浸りたくて、それなのに劣等感でいっぱいで、孤独で、不安で、自信なくて…といった感じでしょうか?とにかく人とリラックスして接することができない感じですかね。

 

 

そんな方へ、全てが天からの応援だと思える人生の捉え方をお伝えします。

 

 

 

人生は楽しむため、体験するためにあると思います。そしてその楽しみとは、いいことばかりのトラブルなしを体験することではなく、いいも悪いも、いろんな経験をして自分の根っこを広げながら、新たなるチャレンジをしていくことではないかな?と思います。

 

もちろんもちろん、この世界の様々な美しさに触れる、ということもありますね。自然の美しさや神秘、人が作り出したもの、出会いに感動したり。それだって自分の根っこを広げるものでもあります。

 

 

その最たるものが、自分の足で立てるようになり、自分が本当にやりたかったことをやれるようになること。つまりお役目果たせるようになることなのではないかとおもいます。

 

 

やりたいことをやるためには、自分の足で立てないとできない。立つためには、筋肉が必要で、その筋肉がつくだけのハードルを何度も超えることで、自分で立てるようになる。そのために必要なハードルを自分で仕込んで生まれてきてます。

 

 

その仕込みこそが、子供時代のいろんな出来事ですね。

 

 

 

人生をゲームに例えるとわかりやすいと思います。

 

 

①仕込み期

子供時代はその初期設定ですね。どんな内容のゲームをするかの仕込みの時期です。

 

②実践期

次はそれを実際にクリアする時期です。仕込んだハードルをどれだけクリアすることができたかによって、後にやれることの自由度や深さが変わってきます。

 

最初は興味の赴くままに、いろんなことに挑戦します。

 

そのうち仕込みが効いてきて、とにかく人生がうまくいかない。それをどのようにクリアするかが勝負です。自分で乗り越えないといけないことに気がついた方は、順調です。

 

人のせいにして、人の傘下にいる人生から、誰のせいにもせずに自分の足で立つ在り方への大変革を起こす時期です。私は人生の折り返し地点と呼んでます。だいたい40歳前後だと思います。別の言い方をすると、物質世界を追い求めている時から精神世界を充実させる時期への移行です。

 

 

人のせいにせずに自分で出来事を乗り越えることができるようになったら実践期はクリアです。その時、全てのものに感謝の念が湧いてきます。

 

あんな嫌なことも、こんなことも、全部このためにあったんだなあ!ってわかり始めます。

 

 

 

③創造期

仕込みをクリアするために経験して得た知識や体験を生かして、本当に命が望んでる生き方を実践していきます。今度は人様に自分の持ってるものをお返しする番です。使命に生きるとも言えます。

 

 

 

 

おそらく、今苦しんでいる方は、②のクリアの仕方がわからないだけだと思います。それに自分がどの段階なのかもわからないので、何に集中したらいいのか分からず、②をクリアできてもないのに、使命に生きたい、などと思い、地に足がつかないことばかりしてしまいがちです。これ、以前の私です(笑)。

 

 

もしくは、”やりたいことだけしかやりたくない””理想を叶えたい”という人生をコントロールをしたい生き方を選んでいる方は(実現願望の引き寄せの法則とか好きをビジネスにするとかですね)、はなからハードル越える気がない上に、天が用意したお役目を果たす気がないので、ここでは問題外です。だけど、うまくいかないよね??とうすうす気が付いてる方は、引き続きお読みください(笑)。おそらく次の段階へ行こうとされてると思いますので。

 

 

 

例えば、

①ことごとく、尊重されない子供時代を過した場合、自尊心はボロボロになります。これが仕込みです。

 

②自尊心が低いので、何をしても「どうせ私なんて」と思ってしまい周りとギクシャク。仕込みが効いてきてうまくいかない。人からの評価ばかり気にしては、どうせできないと言い続け、文句ばかりで、鬱々と過ごす日々に嫌気がさし限界。どうにかして自尊心を取り戻したいともがき、自分で自分を尊重する方法でしか幸せになれないことに気づき、実践。自分で自分を認められるようになる(つまり自分で自分のご機嫌を取れるようになる)。

 

 

③もがいた時の経験があるからこそ、以前の自分のような人の支えになることで、お役目を果たしたりします。

 

 

 

 

①は色々あると思います。ヘビーなのからライトなものまで。仕込みの多くを担うのは親だと思いますが、子時代に聞いた誰かの何気無いたった一言が仕込みになる場合もあります。

 

 

人間、使命を果たすのに必要な筋肉を鍛えるために、”仕込み”をしてくれる親、環境の元に生まれる、と考えると納得する部分があると思います。それを乗り越えられる命だからこそ今の人生があるんです。

 

 

 

例えば、

本音を言ったら笑われた経験は、人に心を開けない仕込みとなり、自分で心を開いていくというゲームをすることでいろんな経験をし、最後はその経験を人様に還元する。

 

 

自分が我慢すれば親の機嫌がいいという経験は、いつも自分は後回しで我慢すると言う仕込みになり、他人を気にせずにちゃんと自分を大切にすることができるようになるためのゲームとなり…。

 

 

なんでもやってもらえた幼少期を過ごした方は、自分で自分を整えることができるかな?というゲームであって、自分でやることの喜びを体験するでしょうし。

 

これは単純な例え話ですが、こんな仕込みが色々と絡まり合って、一言でいえば「自分で自分の心身のご機嫌を取れるようにできるかどうかのゲーム」を皆さんやってるんだと思います。

 

 

 

人間って面白いですよね。

ピカピカの赤ちゃんは、全て完璧で生まれてきて、育つ間にわざわざ仕込みをして生きにくくした状態で大人になり、それを今度は自力で元に戻すゲームをする生き物のようです。

 

 

 

もちろん、もちろん、愛情や、出会いなど、育った環境で受け取る豊かさもちゃんとあるから安心してください。だけど、一見辛い出来事でさえも、自分にとって必要な豊かさだと知ったら、どうですか?

 

 

このゲームのルールがわかり、攻略のヒントがわかり、自分がどこにいて、どっちに進むのかわかるだけでも随分楽しいゲームになると思いませんか?

 

 

 

 

②がクリアできない方は、

 

 

あの人が悪いと人のせいにし、

あの人ずるいと人のことを羨んで、

自分はもういいと本心に蓋をし、

過去の自分を悔やんで、後悔し続け、

未来が不安で、怖くて、

なんとしようと他人やお金に頼り…。

 

これでは、他人と過去と未来にばかりフォーカスしていて、今の自分にいません。

 

 

 

 

全ては、目の前の今の自分からしか始まりません。たった今をご機嫌に過ごすために、自分で行動するのみです。

 

 

 

そのための、大きなヒントは今感じてる感情にあります。感情をマジマジと見つめて受け止めてあげてくださいね。折り返し地点の方は一番きつい時期だと思いますが、目の前から目をそらさずに、意識的に人生の階段を進んで行きましょう!

 

 

 

 

”心のワーク”では、いろんな切り口から、自分の人生を直視して、糧にする方法をお伝えしております。そして、感情から自分の本音を読み取って、実際に行動して行きます。自分で本音(命のメッセージ)を掴み、人とのコミュニケーションの方法を体得するとほとんどの人間関係の苦しさの糸がほどけて行きます。ぜひ、自分で自分のご機嫌を取れるようになってください。

 

 

 

どちらに進んでいけばいいのか、ドンピシャで受け取りたい方は、”体感ボディーワーク”へぜひどうぞ。体の違和感も体を通しての命のメッセージです。一度自分の体と出会うと、その後も自分で対話することで、メッセージを受け取れるようになります。

 

 

感情、体、どちらを通しても、今の自分に必要なメッセージを伝えてくれていることは間違いないです。そして、なんでも自分のことは自分が知ってたんだ!と知った時、驚愕します。早く自分を大切にすればよかった!って。まあ、それも天の計らいなので、今知った、という意味のある計画だったということで…。

 

 

こんなふうに、全ては天の計画の元ってな感じで、コントロールを手放す人生の捉え方を知って、私は本当に人生がより楽に豊かになりましたし、自分のお役目にエネルギーを集中して注げるようになり、とても効率が上がりました。だって、人と比べなくても、多くを持たなくても、自分の居場所がはっきりと感じられるようになり、自分で整えることができるようになったから。これが「ああ、私大丈夫!」っていう根拠のない自信へと繋がるんです。

 

 

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました。