立つこと、歩くこと、それだけでも身体は表現しています

田中りんのメルマガです。

とうとう、さざんかが、咲きました。紅葉も色付き始めて、すっかり冬へ突入ですね。

 

 

今日は、歩く大切さ、そして大事なことは基本をきっちりやることに尽きるというお話です。

歩く大切さは以前にもブログの記事にしてます。こちらどうぞ!

 

人間だもの、歩かなくては!って散歩始めてかれこれ一年経ちました。

歩くと、本当に気持ちがいいし、頭がスッキリするし、自然の恵みに感謝できるし、いいことづくめなのですが、唯一、困ったことがあったのです。

 

それは、歩けば歩くほど疲れること。

 

歩けば歩くほど疲れるって、当ったり前や〜ん!って思ったあなた!!私もそう思ってましたけど、なんと違うようです!

 

 

運動不足だったので、毎日のように歩いてたらいつか筋肉がついて楽に歩けるようになるだろう、と思ってたのですが、一年経っても楽にならない。むしろふくらはぎや腰、膝が痛くなってくる。

 

歩くことが困難って、それは人間としてまずいのではないだろうか(汗)?

 

なので、どうやったら楽に歩けるのか身体さんと対話しながら歩いてたのですが、なかなかうまくいかず、とうとう「正しい歩き方を学んできて」とのメッセージが。

 

私の中では、もっと筋肉つけるために激しい運動したほうがいいのかな?と思ってた矢先だったので、???だったのですが、とりあえず”正しい歩き方”を教えてもらえそうなところを片っ端から探してみました。

 

すると、近所にあるではないですか!!整体院で治療しながら痛みが再発しないように”正しい歩き方、立ち方”を教えてくださるところが!!

 

早速、行ってみて目からウロコ

 

話によりますと、正しい姿勢で歩けたら一日中歩いても疲れないとのこと。

えええええ〜!!ホンマかいな!!

 

正しい立ち方教えてもらってやってみると、しんどすぎてその姿勢保てない

 

しかし!日常で何回もその姿勢を意識しただけで、次の日びっくりするくらい足が軽い!!

 

なにこれ!??

 

これまで歪んだままで立ってたから、ふくらはぎと腰に異常に負担がかかっていた模様。

 

何年も悩んで諦めていた、腰のだるさや、猫背、巻き肩、O脚、胃腸の不調も歩き方を変えたら改善されるそうです。

 

先生曰く、

「正しい姿勢で立って、歩いて、日常生活過ごすだけで体が整います。日常生活を正しい身体の使い方で過ごせないのに、鍛えても無駄ですよ。」

 

わ〜!!これ私がいつもお伝えしている

「正しい伝え方で本音をちゃんと伝えて日常生活を送るだけで、心が整います。日常生活でそれができないのに、いろんなノウハウだけ真似しても、心のイライラいは無くなりません」と同じ。

 

結局は、普段の生活の質を上げていくことに尽きるのだと思います。その生活を丁寧に、心地よく、整えることのみ。

 

 

それは、最初は本当にやりたくないのよね〜。正しく立てるようになるまでは、何度も何度も姿勢を正すことは苦しいけれど、それをやり続けることで、遠くまで元気に歩けるようになるのよね。

 

なんせ地味だから、見過ごしてしまって、見た目がわかりやすいライザップ的なものに心奪われてしまうんだけど、(ライザップのインパクトすご〜)地味な土台ほど大事で見直すポイント満載なのです。

 

さあ、これから本格的に地味〜に肉体改造してまいりますよぅ〜!

 

 

 

でででで、一番お伝えしたいことは、

長年運動してなくて急に動く前には要注意!

特に産後しばらく動いてない方は、子育てで猛烈に前のめりの姿勢(抱っこ、おんぶ、オムツ変える、などなど)をしてきてるので、身体は前のめりのバランスで立ってると思われます。

 

ですので、一度整体院などで、見てもらって、さらに正しい歩き方を指導してもらうことをオススメします!!

 

 

 

心と身体は繋がってますから、姿勢良く、無理なく、歩けるということは、自分の人生にも連動してるのではないかと確信しております。

 

 

これまで、食事、睡眠、運動が何よりも大事だ!と伝えてきたのですが、これからは

”食事、睡眠、歩くこと”に変えようと思います。

 

 

地味な肉体改造の経過は追ってご報告させていただきま〜す

 

 

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なんで、こんなに歩くことを深掘りしているのかと言いますと、身体と心は連動してまして、自分の足で立って、自分の人生を歩んで行きたい、という思いがあるときは、体もちゃんと立って歩きたい、って感じるはずだ、と確信。

 

 

だから、まさに私が今その状態なんだろうと思います。

 

 

それに気がついた時に、思い出したことがありました。

以前アートセラピストとして、子供の作品からメッセージを読み取って親御さんにお伝する仕事をしていたんです。

 

その時に、下に妹や弟が産まれて、これからちょっと頑張らなくてはいけない、お母さんにおんぶに抱っこではいけない、って覚悟してるお子さんが作る作品によくでてくる作風があったんです。

 

 

それは、よれっよれで倒れそうなのに、一生懸命倒れないように工夫しまくって立たせているもの。

 

 

人間の形だったり、ロボットだったり、とモチーフが違うのですが、とにかく作品を作ってる時に、倒れないように立たせることにすごくエネルギーを使って作ってるお子さんを何人も見ました。

 

 

立ちたいという心の状態を作品で表現してたんですね。子供は上手に話せませんから、3歳の女の子が「私、下に妹できるから、お母さん忙しくなるやろし、今までみたいに甘えてられへんねん。自立せなあかん思ってんねん。だけど、まだ不安やねん」などとは、流暢に話せません。

 

で、作品がちゃんと立ったら満足するんです。どんなによれっよれでも。

 

大人も同じだと思います。ちゃんとまっすぐ立って、自分の足で歩きたい、って思ったら、その通りに身体を使って表現したくなるんでしょうね。

 

落ち込んでる時は、肩が落ちるし、喜んでる時は手が上がるし。身体全体で自分を表現してると思いませんか?

 

皆さんの立ち方はどうですか?まっすぐ立ててますか?元気に歩けてますか?身体さん何か言いたげじゃないですか?自分の身体と対話してみてくださいね。

 

 

今日もお読みくださりありがとうございます。

田中りん