味わう感情には意味がある。本音の蓋を開けて直視したら、そこには宝物がいっぱい詰まってます。

田中りんのメルマガです。みなさまこんにちは!

暖かすぎて、ストーブ全く登場せず…でしたが暦の上では”大雪”。さすがに寒くなって来ました!

 

さてさて、今日は、自分の感情に自動的に蓋をしてしまう、その蓋の正体について。

 

自分を生き切りたい!使命を行きたい!自分の足で人生を歩んで行きたい!とお思いの方に、との思いでこのメルマガを書いております。

 

そのためには何よりも自分で自分の心身のご機嫌を取ることが大事で、それができて初めてお役目果たせるようになりますよ、と。その使命を生きる人生にシフトチェンジする時期を”人生の折り返し地点”と呼んでおります。

 

で、私はその心身の機嫌の取り方をワークでお伝えしております。

 

その、”自分の心のご機嫌を自分でとる”ためにまずは何よりも大事なのは、

”自分が何を感じているのかを直視すること”。

 

何を感じてるって、そんなのわかってるに決まってるや〜ん!とお思いの方!!

本当にそう思いますかぃ?ねえ、それ本当かい??(しつこい?)

 

本当に感じてる”本音”。

 

これに瞬時に蓋してくる方々がいてるのです!ではご紹介させていただきます。”常識、世間体、損得”さんです!ど〜も〜!!

 

 

それ貸して欲しいと言われる→嫌だな(本音)→断ったら感じ悪い(世間体)

 

疲れた→休みたい(本音)→お母さん横になったらあかん(常識&いいお母さんの呪い!)

 

嫌な上司に飲み会誘われた→行きたくない(本音)→出世に響くから参加する(損得)

 

褒められた→嬉しい!(本音)→ひがまれるからそんなわけないと否定(世間体)

 

友達出世→羨ましい(本音)→おめでとう!って笑顔で祝福(世間体)

 

こんな感じで、日常ちょいちょい、いや膨大な数で自動で蓋が閉まっております。本音丸々なかったかのように。

 

助けてと言われたら何があっても助ける。褒められたら、すぐ否定、ってな具合にそれはそれは見事に閉まっております。

 

そんなもん、いちいち本音聴いとったら、人間関係めちゃくちゃなるわ!って思いますか?・・・いや、そうじゃなくて!

 

言うこと全部叶えるんじゃなくて、文字通り”聴く”。聴いてあげるんです。そしてじ〜っと味わって観察してください。

 

はは〜ん、買ったばっかりやし、そら人に貸すのイヤやわ。

他のお母さんがもっとなんでもできてそうで、これくらいで横になったらあかんような気がする。だけど休みたいなあ。

 

うわ〜イヤやのに飲み会参加する言うてもうた〜。だって断るのん怖いもんなあ〜。

 

ひゃほ〜い〜!褒められた!めっちゃ嬉しい!もっと言うて!!

 

クッソ〜、私の方が頑張ってるのに出世しやがって!なんでやねん!でもええなあ〜。

ってな具合に。

 

自動蓋が閉まる前に、みなさん、おそらく、少〜し「んんっ?」って気づいてるはずなんです。違和感感じてるはず。だけど、蓋閉まるの早いのよ〜!無意識なのよ〜!世間体や常識の圧勝なんです。

 

だからそこでぐっと立ち止まって、ガッと本音をつかんで、じ〜っとガン見してみてください。やればやるほど気が付けるようになってきますから。そして必要ならば、相手に伝えるところまでできたら完結します。

 

本音は認めてもらうまで、ずっと訴えてきます。ありとあらゆる手を使って。あなたが蓋を開けるまで。開けて見てあげないままが続くと、心身の不調となって伝えてきてくれます。

 

人にものを貸せない器の小さい自分、疲れて横になりたいのに頑張ってしまうええかっこしの弱い自分、怖くてのみ会断れない情けない自分、褒められても素直に喜べない拗ねた自分、友達の出世を喜べないかっこ悪い自分、これら全てぜ〜んぶ含めて自分なんです。

 

優しい自分、働き者の自分、正しい自分、積極的な自分、などなど周りから評価してもらえるとこだけが自分じゃない。

 

だけど、人ってそうありたいじゃない?ええように思われたい。ええとこドンドン出して行きたい。もちろんそうなんですが、残りの半分くらいの”イケてない自分”が「ちぇーっ!私らなかったことにして、スルーした上に、ええ子の意見ばっかり聞きやがって!」って見てもらえてないいろんな自分が拗ねてんです。

 

本当にやりたいことが、なかなかできない状態で暗黒期の方は、おそらくこのイケてない自分を可愛がってないからじゃないかな?

 

こんなんしたい〜って言うてる自分は積極的ないい子だからその子の声ばかり聞いてないかな?

 

自分の中で、拮抗してるから、実際の目の前も同じようにやりたいけどできないって言う拮抗した状態になってるのではないかな。

 

このイケてる自分とイケてない自分が綱引きでヘットヘトになるのが、人生の暗黒期でもある折り返し地点ですね。これまでのいい子贔屓のやり方ではもう身動き取れない状態。

 

これ、何人かお子さんがいる方なら想像しやすいと思いますが、買い物行ったときに、上の子の必要なものを買うために歩き回ってると、下の子が疲れてきて駄々こねて歩かへんようになる。

 

次靴屋さんいかなあかんねんからはよ立って!って言うてもグズグズして歩きよらん!早く!!って怒っても無駄!仕方なく抱っこするも重くてこっちがヘットヘット。

 

だけど、どうしたんや?って聞いてあげて「お腹空いたし疲れた」って言われたら、そうかそうかっておやつでも食べさせて少し休憩したら、あっさり大人しくついたきたりするじゃないですか!

 

で、行った靴屋で掘り出しもん探してきてくれたりして、この子小さいけどちゃんと役に立つや〜んってことない?

 

そうやって、メンバーみ〜んなが気持ちよく動けるようにすると、自分自身がとっても楽に動けるようになってきます。

 

 

で、もう一つ、蓋の種類があるんです。それは、性格や障害、病気、子どもだからとか、何かのレッテルで蓋してしまうと言うもの。つまり、”◯◯だから”と言うレッテルを相手や自分に貼ってしまうことで、そんなこと思っても仕方がないって諦めてしまうこと。

 

小さな子どもに「うざい!まとわりつかんといて!」って思ってはいけない、って罪悪感に悩んだり、相手が発達障害だから理解してもらえるわけない、と思って我慢したり。

 

相手がどんな状態でも、自分が感じることは真実です。自分が自分に知って欲しくて湧き上がってくる感情なんです。だからちゃんと感じて見てあげてください。その上で相手とうまくコミュニケーションが取れるノウハウを使ったらいいと思います。

 

 

だから、自分の本音を感じることを諦めないで!そこに宝物がたっくさん詰まってますから!

 

自分の蓋のしまり具合がわからない方は、ぜひ心のワークでお待ちしております。全てをソツなくこなそうとして一生懸命やっているのに、すんごいイライラするし、怒りが爆発する、と言う方に超おすすめです。

 

私は、これで、ピタッとイライラしなくなりました。全ての感情には意味がある、その全てと仲良くなれる方法をお伝えしています。

 

今日も、お読みくださりありがとうございました!

田中りん