新しい出会いの場、もしやサスペンスと化していませんか?

田中りんのメルマガです。いよいよ新年度が始まりましたね。

 

あたらしい出会いも多いことでしょう!新しい場所では誰もが多少なりとも緊張しますね。さて、このメンバーとどうやって楽しくやろうかな?って。

 

皆さんは出会いの場ではどんな感じですか?手に汗握る緊張感か、ワクワクで楽しみか。

 

踏み込んだ新たな場所を一呼吸置いてぐるりと見渡し、探り探りの会話では、どんな些細な情報も聞き漏らすまいと集中し、空気を読んで粗相のないように振る舞い、こちらの情報は出しすぎず控えめに、人と比べて勝手に自分にダメ出しし、最低ランクに自分を位置づけるも、ささやかな抵抗として、他人のアラを探しては、あの人よりマシだと言い聞かせ、なんとか自分を保ち出直した先で、勝手な振る舞いをする人に腹を立て、かと言って自分の思いをそのまま伝えることに躊躇して言いたいことを飲み込み、自分が一番正しく常識的だと頭の中で納得させる。(が、納得なんてしていない)

 

 

もはやサスペンス(笑)。手に汗握るどころか、ワキ汗が滝のように流れるほど交感神経振り切れてる状態です。

 

イヤ!笑いごとではごさいませんよ!こんな具合の方、いらっしゃると思うんです。そして、出会いの場でそんな調子だから、その後の人付き合いのご様子はお察しいたします。

 

 

さて、では逆に周りの人からどう思われているか、周りの立場であなた(勝手に皆様をサスペンス寄りにしてます、失礼!)のことを見てみましょう。

 

 

「悪い人じゃなさそうだけど、何考えてるかよくわからないなあ。だけどなんか一緒にいると緊張感だけは感じる。」

 

 

これ聞いたら、サスペンス班(班にしてみました)にとって「お、お、おいっ!!」ってなるでしょう。おそらく自分の自分に対するイメージとしては、”感じの良い常識的な人”だと思われます。こんなに気を使ってるのに、緊張感しか伝わってないやんか!!でしょう。

 

 

それもそのはず。だって、本当に感じてること口に出したことないんですもの。常に正しさと常識で判断してきた、誠実なあなたは、自分の気持ちなんていちいち口に出してたら仕事にならん!と思っておいででしょう。

 

 

しかし!バランスというものがあるんです。思ったことそのまま口から出しちゃうからストレスフリーだけど、常識のない人(パラダイス班)も困りものです。あの〜、常識も本音も両方必要なんです。昨今、時代はパラダイス班への流れが強かったので、自分らしく生きることをパラダイスで生きると勘違いしてる人がいてますが、そりゃアカンよ。

 

 

しかし、サスペンス班のあなたは、おそらく常識を大事にするからこそ、周りに迷惑をかけたくないからこそ、自分の心の声に蓋をしてきたのではないでしょうか?

 

 

そして、蓋するからこそ、自分が我慢するからこそ、周りがうまくいくと思って頑張ってきた。だから、今更自分の気持ちを口に出したら、頑張って築いてきた自分の信用がなくなってしまいそうだと思ってしまう。

 

 

「そんなことされたらムカつくわ!」「なんで私ばっかりやらなあかんねん!」なんて言えない!って?

 

 

それ、本音ではないですから!!!それ言っちゃあ、誰だってイヤよ。命令と文句ですから!

 

 

ある意味あなたは、正解です!これ言っちゃったら嫌われるから言えなかった。そりゃそうだ。逆にこれ言える人いますよね。そんな人見て、「勝手なことばっかり言いやがって!」って思うもんね。それもこれも正しい伝え方を知らないから起こる悲劇です。

 

 

本音の伝え方がわからないって重大な社会の損失ですね(なんだかデカイ話になってきた)。おそらくほとんどの人は知らないんです。できた芋の差し出し方わからないから土に埋めたままだったり、泥付きのまま投げつけるかの二択。泥落として、新聞にでも包んで、はいどうぞ!って渡せば喜ばれるのに。

 

 

以前のメルマガでお伝えした本音を伝えるワークをぜひ活用してください。決して相手を傷つけることなく、自分の本音を伝えることができますよ。

 

 

怖すぎてやりたくないし、さほどの重要性を感じない方もいらっしゃると思います。しかし、サスペンス班の皆さんにとって、私は本音を伝えることは通過儀礼とさえ思ってます。正しく自分の思いを口に出して伝えることで、自分とつながる道が貫通する感じとでも言いましょうか。

 

本音を伝えたい、だけど、怖いから言いたくない、嫌われたくない。だから自分の思いを正論で包んで出してしまう。正論をビシ〜っと伝えたとしても、相手はあなたの思いとは受け取れないのです。”常識や正しさ”を押し付けられたと思っちゃう。だから、結局何を考えてるのかわからない、と思われてしまうんです。人は、相手の気持が知りたいんです。

 

そして、その奥にある恐怖やそれを隠そうとする蓋を相手は感じとるから、緊張感として受け取ってしまう。緊張感通り越して威圧感出してらっしゃる方もいてはります。威圧感ある方も本当は怖がってるって知ると、ちょっと可愛く思えます。

 

「私、ちゃんとやってるのに、正しいのに、一生懸命やってるのに、なんでか知らんが、イライラすることばっかり!!!」そう感じているのであれば、なおのこと、方向転換してみてください。

 

 

あなたが頑張ってることは、事実だし、素晴らしいこと。だけどそれでも気分が晴れないのであれば、ちょっと勇気出してその頑張りをこちらに向けてみませんか?

 

 

勿体無い!!あなたの素晴らしさを間違った正義感で蓋してしまうのは勿体無い!!誰もが傷つかない正しい伝え方で思いを差し出すだけです。あなたの誠実さや、一生懸命さ、相手を思いやることのできる優しさ、その他のあなたの全ての魅力が霞んでしまう。

初めてやるときが一番怖いです。しかし何回かやると、目の前の景色がガラリと変わる瞬間がやってきます。そうなったら、もう新しい場所がサスペンスではなくなります。やったけど目の前の景色なんて変わらないよ〜という方。おそらく一番伝えたい方に怖くて伝えてないと思われます。まずはご家族からトライしてみてください。

 

そりゃ、こんなに緊張して暮らしてるんだもの。もはやスパイか探偵レベルの気の遣いようですよ。体はガチガチでお疲れでしょう。いろんなリラクゼーションでも追いつかないくらいまで行ってしまってるのであれば、先に心からゆるめると体が、ドワ〜っとゆるむのが体験できると思います。

 

 

 脱サスペンス希望の方は、心の声を聴くワークへぜひどうぞ!

 単発、オンラインでのワークも可能ですので、ご利用ください。

体も心も同時にゆるめたい方は、体感ボディーワークへぜひどうぞ。

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