田中りんのメルマガです。皆さんこんにちは。
今年は満開の桜を楽しむ時間が長かったように感じますね。
皆さんも桜を楽しみましたか?
今日は、試行錯誤の末に、ついに人生を折り返したお友達のお話をお伝えしたいと思います。彼女の話にあまりにも共感しすぎて、首が取れそうなほど頷きました。(みんなに聞いてほしいなあ、というと、話してもいいよ、と承認してもらえました)
久しぶりに再会することができた彼女と、笑顔でおしゃべりできることが何よりも嬉しくて。なんでそんなに嬉しいかって、彼女は大病をして、元気になったから。
入院するときは、どんな状態だったの?と聞くと、「正直、ホッとして嬉しいくらいだった。たくさん本持って、これで休めると思った」とのこと。
それくらい、頑張ってたんだなあ。そして、治療も終わり、元気になった今、「毎日毎日を丁寧にありがたく過ごせるようになった」と言ってました。
病気になるまでのいきさつを聞くと、やりたいことにパワフルにチャレンジする旦那さんとの関係に悩み、試行錯誤する話がとってもよかった。旦那さんの力になってあげたい。夢を叶えてあげたい。だけど、支えれば支えるほど、大変だったこと。
旦那さんが台風の目だとすると、彼は目の中なので、ひとり静か。私はその周りにいるから吹き飛ばされるんや!と思って自分も台風の目になったら影響されずにいられる!と思い、やりたいことをやり始めたけど、うまくいかなかったこと。
てんてこ舞いの中、ご家族が事故に遭われたり、入院したり。
そして、ご自身も病になって。その時も、「彼のせいで私はこんな病気になった」って思ったそうです。
その後、どうすれば、自分が心地よくいられる状態になれるのかな?と考えて、旦那さんを支えることは手放し、養生に専念し、毎日がちゃんと暮らせたらそれだけでありがたいと思いながら、一日一日を過ごしてるとのことでした。
そして「私、強制終了だったと思う」と振り返ってくれました。
その一連の経験から試行錯誤の末、自分が一番心地よく過ごせるバランスがやっとわかったそうです。そして印象的だったのは、そうなってやっと旦那さんのいいところを思い出したということ。今では前より自分の気持ちを伝えられるようになって、一番大変だった入院の時のお互いの気持ちも笑って話せるようになったそうです。病は旦那さんのせいではなかった!
聞いてて何だか涙が出そうでした。ほんまによかったなあ!!!
人生の折り返し地点を曲がった瞬間のその人の物語っていつでも感動します。
人生の折り返し地点についてはこちら
折り返す時、今までの自分の価値観を手放さないと曲がれないようになってます。彼女の場合、それは”相手を支えるためには自分が頑張らないと!”ということだったんじゃないかな。
それをいつまでもし続けてると、、、
どんどん自分が支えなくてはならない状況に追い込まれて行きますね。家族の怪我や病、子供のことだったり。もう、限界まで背負う羽目になって、「助けて、もうできない」って自分で自分を守る行動が取れるまで荷物が重くなります。
ここまでならできるよ、という自分が心地よくいられる線引きをできるようになるのが人生の折り返し地点の特徴です。その線引きをすることが怖いからみんなできない。
線引きしようと思ったら、自分の思いをちゃんと相手に伝えないといけないし、他人よりも自分を守らないといけないから、優しい人ほど躊躇してしまうし。
人生を折り返した後半戦は、体力が減ってくるぶん、線引きでずに、なんでも引き受けてたら身が持たない。それに本当に自分がやりたいことができなくなっちゃいます。
自分と他人、エネルギーのかけ方が2:8でひっくり返らなかった?と聞くと、そうそう!!と共感してくれました。これまでは頭の中は他人のことだらけ。それが人生折り返すと自分のことにエネルギー使い出すので、全く感覚が変わってくるのです。
そして、大事なのは、何よりも相手と腹割って話しができたのか?コミュニケーション取れたのか?ということ。旦那さんを支える奥さん、見た目では全くわからないんですよ。話合ったかどうかなんて。同じに見える。
旦那さんを支えなという話ではなくて、どんな気持ちかな?ってところを遠慮なく、ちゃんと伝えられてるかどうかがとっても大事なんです。
彼女は、自分で試行錯誤した末に、強制終了がいいきっかけとなってぐるっと折り返すという、ハードな人生を選んだんだろうなと思いますが、強制終了になる前に、線引きをクリアして、曲がることだってできます。どうも線引きが苦手で、「なんで私ばっかり!」って感じてらっしゃる方は心の声を聴くワークにぜひどうぞ。
自分をしっかり守ってくださいね。背負いすぎて疲れちゃった方も、何を背負ってるのか一緒にみてみませんか?
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