問題解決のためのコミュニケーション方法じゃないのに、なぜ人生がスムーズにいくようになるの?

田中りんのメルマガです。みなさんこんにちは。

 

季節は”処暑”に入りました。暑さの峠は超えて、朝晩涼しくなってきましたね〜。

秋のフルーツ出回り出して、ぶどうやなしが美味しいです。

 

 

さて、私がお伝えしている”コミュニケーション方法”。

みなさまがイメージするものとはだいぶ違うと思います。

 

 

周りの人と円滑に意見交換するためのスキルでもなく、

相手を論破するためでもなく、

目の前のトラブルを効率よく、無駄なく、解決するためでもない。

ましてや、自分の正当性、権利を主張して勝ち取れるようにしやすくするためではありません。

 

一般的には、コミュニケーションの意味としては、

「社会生活を営む人間がお互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと、意思の疎通」

(goo辞書より)となってます。

 

お互い心地よく暮らすために、コミュニケーションをとっている、ということ。

 

だからこそ、相手が理解しやすい、聞いてもらいやすい、話し方や、表情などと言ったスキルが必要とされてのだと思います。

 

それは、議論や会議、話し合いの場でのスキルとしてはより大切だと思います。さあ、問題を解決するぞ!という場面ですね。

 

 

私がお伝えしているいのは、そのもっともっと手前の部分。

 

自分が一体本当は何を感じているのか?という自分の本音とのコミュニケーション。

それによって掴んだ本音を受け止め、解放するためのコミュニケーション。

つまり、”本当の命の対話”なのです。

 

 

湧き出る感情、感じた本音は、ちゃんと自分で認め、受け止め、必要であれば相手に伝えることで完了します。

 

 

この流れがスムーズにできることが、本当の自立です。

自分の人生を創造するスタート地点に立てた状態です。

 

逆にこの流れをどこかで止めてしまったままだと、いくら頑張っても自分の人生を作ってくことは難しいです。

だって、本音がわからないままでどこへ向かっていいのかなんてわかりませんし、

自分の本音を身近な人にさえ口に出せないのであれば、その先にあるかもしれない人生でやりたい事を周りの人とともに創造していくなんてことはできるわけがないからです。

 

 

コミュニケーションスキルをたくさん学んで、議論や話し合いに臨んでも、正論をぶつけても、ちっとも心が満たされないのは、もっともっと手前の”本当の命の対話”をおろそかにしたままだからではないかな?

 

 

”本当の命の対話”とは、相手に伝えるところまでが自分のやるべきことなんです。

 

だから、正確に伝わったかどうか、誤解されてないかどうか、相手が理解できたか、ましてや、こちらの伝えた通りに行動してくれたかどうか、解決するかどうか、などの相手の行動や結果は全く関係ないんです。

 

 

ここが一番違うところだと思います。みなさん混乱するところだと思います。結果のためではない、ということ。

 

 

自分の本音を声帯を震わせて声にできたかどうか?

さらに、それを相手の目の前で言えるかどうか?

 

これをやっているだけなんです。

つまり、自分のために行動した、ということを自分に全力で表明するためにやってるんです。

 

 

「これ言って解決するの?」って頭のいい、理性的な人であればあるほど納得できないと思います。

こちらが正論言ってるのに理解できないのは相手が悪いと思ってる方は、「何回も伝えてるのに、これ以上言っても意味ないのでは?」と思うと思います。

 

 

確かに、自分が思った通りの解決にはなりませんし、解決する為の正論を伝えにいくわけではありません。

 

 

目的は、自分が自分の本音を一番大事にする行動をとることで、出せなかったこれまでの感情を解放すること。

そして、本音を伝えても誰も傷つくことがない、大丈夫だと知ること。

 

それを伝えるときは、泣きながらでも震えながらでも汗ビッショリでも、書いた紙を読みながらでもいいから、正確にちゃんと伝えて来てもらいます。みなさん一番最初はボロボロです(笑)。私もそうでした。

 

一般的なコミュニケーションスキルでイメージする、スマートさゼロ!問題全く未解決!

 

だけど、見えない自分の深いところでの解決は着々と進むことになります。

 

 

自分が気がついていないけれども、深く抱えていた感情を解放することで、詰まりが取れて目の前の世界がスムーズに動くようになるからです。

 

 

そして、長い目で見ると、頭で気がついていない深い問題は解決に向かい、あれほど悩んでいたことがなくなっていきます。

 

本音を掴んで、さあこれを相手に伝えてください、ってなった時に、こんなこと絶対に言いたくない、、、って感じると思いますが大丈夫です。正解です。だってそれが言えないが為に、あなたの人間関係はこじれてるんですから。

 

 

だけど、これができるようになると、当時を振り返って「なぜあんなに怖がって言えなかったんだろう??」と今となっては不思議ですし、それだけ言えないことを抱えているストレスは尋常ではなかったな、と感じます。

 

誰も傷つけることない安全は方法で、自分と、そして周りとコミュニケーションを取る方法をぜひ学んでください。

 

本当に学びたい方は、一人よがりでやりっ放しで身につかないのではなく、正しく学んで、確実にモノにしてほしいと思いますので、

心の声を聴くワーク”へぜひどうぞ。

どんな感じのワークなのかはこちらの記事をご参考に。

 

 

今日も、読んでくださり、ありがとうございました!

田中りん