あなたが思っている幸せ、実は間違ってるかもしれません。

田中りんのメルマガです。みなさんこんにちは。

 

今週から新学期も始まり、長かった夏休みも終わり!

静かで、仕事に集中できる時間が始まります。

 

 

夏休みは、だいぶ仕事をセーブして、

時間がたっぷりあるから、家族との時間を思いっきり楽しみました。

 

 

実家に帰って家族とのんびりしたり、自然の中で遊んだり、

子どもが前からやりたかった習い事をやってみたり、

音楽を聴きに言ったり、一緒にご飯作ったり、ゆっくりおしゃべりしたり、お散歩行ったり、、、。

 

 

なんて事のない日常を、よりゆっくりたっぷり味わった感じでした。

 

 

数年前まではこんな風に過ごせなかったです。

 

仕事と家事にに追われてたり、子どもと過ごす時間にイライラしたり、

何か大きなイベントごとがないと楽しくないと思っていたし、

夏休みはキツかったです。

 

だから、今、とても嬉しいです。何もない日常で、家族と終始ご機嫌でいられましたので。

 

 

 

当時を振り返ってみると、もっと子どもとの時間を楽しめたなあと思いますが、

いろんなことで頭打って、考えて、泣いて、困って、やっとできるようになりました。

 

 

私が仕事で順調だった時、その大きな転機が訪れました。

 

もっとも順調な時に全てを一旦止めて、お客様にごめんなさいして、

ありがたいことに予約でいっぱいだったお仕事を全て中止しました。

 

 

家族を大切にしながら、お役に立てるのであれば、との思いで、仕事を少しづつやらせていただいてたのですが、どこからか、苦しくなってきました。

 

 

このやり方で行くと、自己実現はできるけど、家族がバラバラになっていく感覚が日増しに強くなってきてました。

 

だけど、人間弱いので、最後まで踏みとどまっていたのですが、どんどん知名度が上がり、お客さんが増えていくと、ある日、たがが外れる瞬間がありました。

 

 

もっと稼いでみたいなあ。もっと大きなことしてみたいなあ。って。

私が自己実現してイキイキしていたら、家族は絶対にご機嫌なはず。

 

 

やってみようとしましたが、やっぱり自分に嘘をついてるようでごまかせず、仲間との在り方の違いに悩み、これ以上一緒に活動できないと判断し、一旦活動をやめ、本当に自分が整ってから、独立し、今に至ります。

 

 

 

自分をご機嫌にすると言う、本当の”ご機嫌”とは、

何かを多く持っているから、

相手が思い通りに動いてくれるから、

成功してるから、

有名だから、

いっぱい稼いでるから、などなどの条件つきのご機嫌ではなく、

 

今の私でこれでいい、って心底思えるようなご機嫌だと思うのです。

 

それなのに、簡単に自分がひっかかってしまった!

 

 

 

 

自己実現に走り出すと、いとも簡単に、この何にもない今の自分にご機嫌でいられなくなります。誰かと比較して、もっともっとの拍車がかかってしまうから。

 

 

ご機嫌な状態で、本当に腹の底から湧き出る思い(使命)を形にしていくことと、

頭の思い描く成功(有名、お金持ち、大きな仕事、称賛などなどへの自己実現)の区別がつかなくなっていきます。

 

 

 

家庭を持っていると、その一番の犠牲になるのは子ども。

当たり前だけど、時間は24時間しかない。

 

 

自己実現に拍車がかかると、必ず子どもがジャマになってきます。とにかく自分のことだけしたい。

 

 

パソコンやらスマホにかじりついて、何やらやって、外出してワイワイと人脈つくり、羨ましい写真撮って載せて、、、。

 

そんな人、たくさんみましたし、それがどうやらもてはやされている起業の成功法則のようでした。

 

 

そんな調子で、お金をいただけたなら、おそらく子どもや家事をお金で解決することになるでしょうね。

 

 

お金で家事代行頼んで、子どもは預けっぱなしで、やりたいことやらせて、欲しいもの買って、、、。(それが決して悪いものではなくて、本当にどんな理由で利用するかが問題です)

 

 

物質的な豊かさは、それは確実に幸せでありがたい。これは事実。

 

だから家族は一見満たされてるように感じますし、お母さんが思いどおりにやってると本人は気持ちがいいので、前ほどイライラしなくなるのは当然のこと。

 

 

 

だけど、大事なこと置き去りにしてませんか?

それが本当の幸せかな?

 

 

 

私が、一旦活動をやめた時、家族は明らかにほっとしてました。

何も言わずに見守ってくれていた家族みんなに心底悪かったな、と思いました。

 

 

 

いつもどこか上の空のお母さんではなくて、ちゃんとこっちに心が向いてくれるお母さんと過ごしたい。

だけど何かをお母さんが頑張ってるからジャマできない。これが本音だったと思います。

 

 

 

あのまま、行かなくてよかった。

本当にゾッとする!

 

 

 

「あのまま行ったら売れっ子講師だったのにね〜、よく諦められたね〜」って言ってくれる方もいてるのですが、正直やめるの怖かったですよ。

 

 

あのままやれば成功しただろうな、ってわかってるのにやめる勇気よ〜(笑)。

 

人間なので、お金も人気も欲しいけど、あんな生き方で手に入れても、ちっとも心は豊かでなかったのは、今ならはっきりとわかります。

 

 

都会の会場ではなく仕事を全て自宅に切り替え、組織のネームバリューなしで独立し、当時よりも、人脈も収入も減ったけど、ちゃんと心地よい暮らしを守りながら、本物のお客様とは出会えております。

 

 

なので、全く困ることはなかった。何より、お陰様で、当時の数倍も家族と楽しく暮らしております。

 

 

お母さん一人の自己実現なんてありえません。

家族とセットが基本です。

お母さんが好き放題して幸せなのがご機嫌で満たされた状態ではありません。

 

それに、そんなことしなくて家族の誰にも無理がなくみんなで幸せになれるんですよ。

 

 

 

何にもない日常で、たった今この環境で、ご機嫌にいられるかどうかがヒントですね。

 

 

私のブログのタイトルは、

「自立の第一歩は心と体の声を聴くこと。

心身ともにご機嫌でいられる方法をお伝えしています。

ご機嫌なお母さんのまわりはすべてうまくいく。」  なんです。

 

ぜひ、”本当のご機嫌”を知って欲しいです。

 

 

 

さて、仕事を止め、私が真っ先に行動したのは、”家庭を大切にして、母親としても、妻としても、仕事人としても、イキイキとして、地に足がついている方”に会いにいく事でした。

 

 

私が思い描く、本当のご機嫌を実践してる方にあってみたかったんです。その一人が、富永のむ子さんでした。

 

 

今でもたくさんのことを学ばせていただいておりますし、ともに学んでいる仲間にも本当に感謝です。

 

 

そんなのむ子さんに会いに行った時のことをブログで書いてくださってますので、シェアさせていただきます。

 

 

それから、自己実現に走った妻を冷静に振り返った旦那さんのブログの紹介記事もシェアします。ゆりさんの記事です。こんな方、たくさんいらっしゃると思います。胸に刺さりますよ〜。

 

 

というわけで、本日も、素晴らしき日常を楽しんでくださいませ。

 

 

お読みくださり、ありがとうございました。

 

 

田中りん