Aさんの感想 (50代 セラピスト)

《心の声を聴くワーク 単発 Aさんの感想》

 

・Aさんの参加目的

 それこそ20代から様々なことを学んできました。

自己啓発や心理学、精神世界、宗教、スピリチュアル。

占いや手相、いわゆる霊能者と言われる人も訪ねました。

どれだけの時間と費用をかけてきたことか。

そんなわけで、知識は人一倍あるかもしれません。

 

 

今まで散々、

親のせい、環境のせい、周りの人のせいにしてきたんだなぁ、

自分のことはいつも後回しにして、

いつも親のため、姉妹のため、会社のため、人様のために一生懸命、

時として歯を食いしばって頑張ってきたんだなぁ

 

 

でもそれほど成果もなく、評価もされなくて、ほとほと疲れて、

悔しくて、傷ついて、悲しくて、怒りでいっぱいなんだなぁ

だから動けなくなってしまったんだなぁ

私はカラカラなんだなぁ

 

 

そんなことに気付いて、まずは自分を満たすことを始めました。

自分に集中して、本音を掴むこと。

ですが、どうもその、

自分がいったい本当は何を感じているのか?

という自分の本音とのコミュニケーション。

 

それによって掴んだ本音を受け止めて開放するコミュニケーション。

 

”自分と、そして周りとのコミュニケーションをとる方法”

が、イマイチ掴めていないのです。

 

 

 ここ数年は心理学を学んでいました。そこでは、「自分がされたことは、必ず自分が先にしていること」と言われます。

 

 それに当てはめて考えると必ず心当たりがあるはずで、その相手に対して心の中でもう充分謝罪したと思うまで謝罪する。そして行動を改める。

 

なるほど、心当たりがその度に出てきます。

自分がしたこが返ってきただけのことなのだと。

 

これを繰り返し繰り返しやるのですが、なぜか苦しさは変わらないのです。

  

 

 昨年4月に足の外くるぶしを骨折したのですが、その心理学的には「怠慢」と言われます。自分が行動したくないから、その言い訳にインナーチャイルドがしていると。

 

私が正しく理解できていないのかも知れませんが、

何か悲しくなってしまって。虚しくなってしまって。

 

甘えてるのかなぁと思いながらも、とにかく自分で自分を満たすことを心掛けてきました。

衣食住を整えることを心掛けてきました。

 

ですが、身体の不調は収まらず、気持ちは晴れず。

何故なのか、どこが違っているのか、是非ともお尋ねしたく宜しくお願い致します。

 

 

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・ワーク後の感想

 

田中りん様

先日はありがとうございました。

なんと、先日のワーク以来、ここ2ヶ月続いていた胃痛がウソのように治まりました。驚きです。

ワーク直前まで痛くて痛くて痛くて、どの薬を飲んでも治まらなくて、

時として食事も摂れないほど痛くて、明日は別の病院に行こうと、

ワーク直前まで思っていたくらい痛かったのに、です。

 

まだ少し重い感じは残っていますが、思わず猫背になってしまうほどの痛みは治まりました。本当にお蔭様です。

インナーチャイルドに対する解釈も、自分の感覚を信じて良かったと思います。

 

「成長しきれていない未熟な思考。自分の成長を止めているもの。思いどおりにさせてはならない」

それが疑問で出来ないから、私は変われないのだろうかという思いも払拭できました。

 

今まで本当の自分である魂を散々無視してきたにも拘らず、それでも、ここ!という時に骨折させてまで止めてくれる。

 

かたじけなさに涙こぼるるとはこのことですね。

親にもまわりの人たちにも、加害者を演じてくれていたことに申し訳なく有難く初めてそう思えました。

 

先日の件だけでなく、思いつく怒りに対してワークをしています。

 

いくつかワークをやりましたが、もう見事なくらい

「話聞いて!無視しないで!気にして!尊重して!」です。

私のために全力で訴えてくれて、時に強硬手段に出てくれていたのですよね。

にも拘らず、私が無視し続けたのですよね。

 

 

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・数日後の感想

 

私は被害者ではなかった、思います。

被害者も加害者もないんだと。

 

それは実際心理学でも言っていて、すべての問題は被害者意識から生じると言われますが、

自分が誰かに~~された、~~言われた、そしてそれらから持ってしまう恨みつらみ。

 

心のワークは、自分が握りしめていたこの恨みつらみを手放す作業なのですね。

 

「自分がされたことは、必ず自分が先にしていること」

誰に対して? → 魂(本当の自分)

 

「人に言いたいことは、自分に必要な言葉」

 それは → 魂からのメッセージ 

 

「360度自分、全ては自分の投影、周りは自分を映し出す鏡」

 → 自分が魂にしていることが映し出されている

 

心のワークを教えて戴いて、今一つ釈然としなかったそれらが、

なるほどなるほどと、思えるようになってきました。

 

人の見え方は、自分の姿を見ているに過ぎない。

周りは自分のために存在してくれている。

そんな、なんとも言えない安心感が芽生えてきました。

 

 

自己流になってもいけないと思いますので、復讐の意味でまた申し込みさせていただきますね。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

感想ここまで

 

 

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・私から

 

Aさんと同じく、私もいろいろとやってきましたので、どこでつまづいているのかはとても共感できました。

 

たくさん悩まれて、たくさん学んで来られたので、ワークをするたびに答え合わせのように、いろんな疑問がクリアになっていかれたようですね。

 

人間関係のカラクリ、感情の仕組みがわると、相手に腹が立たなくなり、自分がするべきことがわかります。

そうすると、嫌な出来事や、相手に対して心のそこから感謝の気持ちがわいてきます。

 

Aさんのおっしゃってた『親にもまわりの人たちにも、加害者を演じてくれていたことに申し訳なく有難く初めてそう思えました。』

これこそが、”目の前の景色がガラリと違った世界に見える”出来事です。

 

ここがスタートです。

 

これがハラ落ちして、これから行動していくと、本当に現実が変わっていきます。

 

その前に、何も現実が変わってないのに、自分の受け取り方で今の環境に感謝の念が湧いた、と言うことがわからないと次に進めないのです。

 

だから、Aさんのその気づきはお本当に素晴らしいことだとおもいます。

 

その積み重ねで、どんな状態でも、目の前の世界は本当に素晴らしい、と思えるような状態に自分を整えていくからこそ、

 

頭では思いつかないような自分の本当に望んでいる人生を創造できるようになるのです。

 

 

いろんなところで心の仕組みや人間関係のカラクリについて、同じようなことを聴くのですが、最後はやっぱり自分が自分を本当に尊重するとはどう言うことなのか?の解釈がちゃんとわからないと、いつまでも苦しさが伴うものになりかねません。

Aさんは、今回、そこらへんの違和感を知識として理解されたことで、安心して前へ進めるようになったのだと思います。