何をやっても苦しいのであれば、内なる子どもに耳をすませてみてください。

田中りんのメルマガです。みなさんこんにちは。

 

稲穂が重くなって、風も爽やか。

暦の上でも、秋真っ只中ですね。

 

さて、今日は、インナーチャイルドのお話です。

 

みなさん、インナーチャイルドはどんなイメージですか?

”傷ついた子供の頃の自分”と言う感じでしょうか?

 

なんだか、かわいそうな子どものイメージがあるのですが、そんな傷ついた子だけではありませんよ。

 

喜びも悲しみもそのままの、ありのままの自分と言う感じです。

 

怒りん坊さん、心配性さん、怠け者さん、やさしい子、正義感の強い子、泣き虫な子、、、。

 

それはそれはたくさんの感情や個性をインナーチャイルドは持ってます。

その全てが”自分”なんです。

純粋な感情、本音、というイメージですね。

 

だから、やっぱりどの子(感情)も認めてほしい。

 

3歳の子どもが、上手にできても、転んで泣いても、怒ってても、嬉しくってもお母さんの顔を覗き込むように、

 

そして、よかったねえ、痛かったねえ、困ったねえ、って認めてほしいように、

 

インナーチャイルドも私たちに見てほしい、認めてほしいんです。

 

 

つまり、湧き出る感情を認めて欲しい。

 

 

そしたら、

涙を拭いて、落ち着いて、安心して、前に進んで行くように、

嬉しくなって、楽しくなって、自信を持って自分を認められるようになるんです。

 

 

今が、不安で落ち着かない、自信がないのであれば、自分で自分の感情を認めてあげてないからだと思います。

 

 

子どもの頃は、お母さんがやってくれたけど、大人になった私たちは、自分でしないといけません。

 

これが本当の”自立”です。

 

もう、大人になるとすっかり感情なんて直視してない方もいらっしゃるのではないかな?

世間体で、常識で、蓋して蓋して蓋して。

 

感情をあらわにするなんて大人のすることじゃないって?

いろんな感情に蓋していると、

何もことが起こってないのに、イライラ、不安、孤独に苛まれます。

 

 

外でニコニコ、家で爆発。

そしてこの、家で爆発する感情だけをどうにか抑えようと画策しますね。

それ、決して抑えられません。

だって、外で我慢してるから、うちで出すしかないもんねえ。

子供に怒鳴ってしまう、なんてまさにこれです。

身に覚え、ありありでございます。

 

 

もう疲れたよ〜休もうよ〜って言う声も届かなかったり。

いやだよ〜こんなこと言われたら傷つくよ〜と言うのもにっこり笑ってやり過ごす。

わあ、これ楽しい!ってことも時間ないからとさせてもらえず、

嬉しいってことも、周りの目を気にして喜ばない。

そうするとね、インナーチャイルドは悲しくなるし、悔しくなるし、情けなくなるし、でしょんぼり元気なくなるんです。

 

 

一緒に感情を味わってよ!!

なんで知らん顔するの!!って。

 

 

そしてその感情を一緒に味わってくれるまで一生懸命訴えるんです。

 

ありとあらゆる人を使って、インナーチャイルドと同じ感情が湧くように。

(心の声を聴くワーク参照)

 

今の自分に意識が向けられるように、体を痛めてでも訴えてくる。

(体感ボディーワーク参照)

 

だから、その子に意識を向けてあげたり、動いてあげたら、すっと解決したりします。

 

 

 

そんな体験をされたAさんの体験談(抜粋)をご紹介します。

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なんと、先日のワーク以来、ここ2ヶ月続いていた胃痛がウソのように治まりました。驚きです。

 

インナーチャイルドに対する

「成長しきれていない未熟な思考。自分の成長を止めているもの。思いどおりにさせてはならない」と言う解釈も、自分の感覚を信じて良かったと思います。

 

それが疑問で出来ないから、私は変われないのだろうかという思いも払拭できました。

 

今まで本当の自分である魂を散々無視してきたにも拘らず、それでも、ここ!という時に骨折させてまで止めてくれる。

かたじけなさに涙こぼるるとはこのことですね。

 

親にもまわりの人たちにも、加害者を演じてくれていたことに申し訳なく有難く初めてそう思えました。

 

いくつかワークをやりましたが、もう見事なくらい

「話聞いて!無視しないで!気にして!尊重して!」です。

 

私のために全力で訴えてくれて、時に強硬手段に出てくれていたのですよね。

にも拘らず、私が無視し続けたのですよね。

 

全文はこちら

 

 

 ーーーーここまで

 

ほら、3歳児が、グズグズと泣いてる時に、「立ち上がりなさい!頑張れ!」と言っても歩かないじゃあないですか。

 

だけど、一回立ち止まって、どうしたの?って聞いてあげたら「お腹すいて疲れた」ってことで、そうかそうかと休憩しておやつ食べたら、すっと歩いてくれたりする。

 

まだちゃんとコミュニケーション取れない幼い子供が、お友達にひどい目にあって泣いてきたら、どうしたどうした?って聞いてあげて、うまく言えない子供に変わって、相手に「それはイヤだからやめてね」って言うじゃない。

 

それと全く同じですね。

 

みなさんの中にも純粋な感情、つまりインナーチャイルドが生きてるんですよ。

 

お腹空こうが疲れてようが、とにかくこの仕事やらな!って最初からインナーチャイルドの声無視してない?

 

イヤな目にあっても黙って笑ってない?

インナーチャイルドからしたら、なんで、ちゃんと相手に言ってくれないの!?ってなってると思う。

 

いつも遠慮して、自分より他人を優先してるのは、インナーチャイルドからしたら、よその子ばっかり可愛がってなんで私のいうこと聞いてくれないの?って状態です。

 

嬉しいならば、「私なんて大したことない」なんて言わないで、

喜んで、ありがとう!って言ってほしい。

 

私の提供しているメニューは、別の言い方をすれば、

インナーチャイルドとの対話の仕方をお伝えし、ご自身で出来るようにするためのものです。

 

ずっと蓋されて、閉じ込められたようになっているインナーチャイルドと、ちゃんと仲良くなって、イキイキとした子にしてあげる作業。

 

その子のエネルギーは自分そのものだから、まずはインナーチャイルドに元気になってもらわなくっちゃ!

 

誰かに解放してもらわなくてもそれは、自分でできるんです。

 

そして、他人にやってもらうのではなくて、インナーチャイルドはあなたにしてもらうのをずっと待ってます。

 

だって、初めて会う知らない人ではなくて、お母さんに見てほしいでしょう?

 

 

内なる子ども、インナーチャイルドに対しては、自分がお母さんとして、自分の本音であるその子を扱ってあげると、とっても関係が良くなります。

 

受け入れて、話を聞いて、否定せず。

そしてできないことは代わりにやってあげる。

特に相手に気持ちを伝えることなどですね。

そしてやりたいなあと思うことは、やってあげる。

ここは、ワガママ放題ではなくて。

 

まさに子育てと同じ。

 

 

そして、それこそが、自分で自分のご機嫌を取れる、と言う、本当の”自立”なんです。

 

 

感情が揺れるたびに、自分で解決できなかったら、またもやインナーチャイルドがその気持ちを抱えてしまって塞ぎ込んでしまいます。

 

いくらブロックを外してもらってもまた元に戻ってしまう。

 

 

そろそろ、本気で”自立”しませんか?

 

 

いつも外でニコニコが大人なのではないですよ。

 

今感じたことを、例え言いにくいことであっても、

相手を尊重して伝えることができるのが、本当の自立した大人です。

その方法を学んでください。

 

 

感情から、そして人間関係のカラクリ、感情の仕組みなど理論を知りたい方は心の声を聴くワークへ。

 

体の痛みや不具合から自分と深く繋がりたい方は、体感ボディーワークへぜひどうそ。

 

今日もお読みおくださり、ありがとうございました。

田中りん