広い心なんて持ってなくても相手を許せるんですよ!

こんにちは。
田中りんのメルマガです。



先日、ある場所でいろんな方とお話する機会があって、

その中で、苦しい状況を”全て許す”と

決めたことで乗り越えて来た方のお話を聞いて、

 

一人の方が、「許したいけど、許せない苦しさ」を

涙ながらに言うてくれはりました。

 

 

その方を見てたら、もう、胸がいっぱいになって。
気持ちとってもわかります。

 

 

かつて、私も辛い状況での相手をなかなか許すことができませんでした。

 

 

思い浮かべるだけで、
イライラが止まらなくて、
はらわたが煮えくり返って、
なんでこんな目に合わなあかんねん!って
頭の中はそのことでいっぱいになって。

 

 

絶対に相手が悪い。
私は間違ってない。
なのになぜ、、、、。

 

 

許せたら、楽になる。
こんなこと、どうってことないって思えたら、
どんな相手でも受け入れられたら、
どんなに楽か。

 

 

そして、できない自分に落ち込んで。
なんて自分の器は小さいんだろう。
どうして、いちいち他人のことでこんなにイライライするんだろう。

 

 

相手に怒りをぶちまけてもうまくいかず、
逆に相手によっては、
全く自分の怒りを出すこともできず、

怒るか我慢するかの二択しかできずにガックリして。

 

相手に怒りを募らせて、
自分の不甲斐なさに落ち込んで。

 

相手が100%謝ってくれて、
自分の言いなりになったら
これはおさまるのだろうか?
と何度も自問したけれど、

 

そんな現実はやってこず、
だったとしても怒りはおさまらないことは
薄々気がついてました。

 

 

この暗闇をどうやったら抜け出せるんだろう?
って何十年も考えていたように思います。

 

 

そしてかつて、私も何度も何度も叫んでました。
「許せるんだったら許したいわ!
イライラせずにすむなら、そう生きたいわ!
ちゃんとやってるのに、
何でこんなに苦しいんだ!!」って。

 

 

さらに、そんな状態の時に
「そんな許せない自分を許したらいいのよ」
と言われても  おそらく、


「それができへんから困っとんねん!」
って震えると思う。

 

いや、実際私は怒りと情けなさで震えておりました(笑)。

 

 

 

今はもうなくなってしまった、
ずっと忘れてたこの感情を
彼女を見て思い出しました。

 

 

当時の私がイメージした”許す”と言うことは、
観音様のように、
穏やかな心で、
いいよ、いいよ、そんな時もあるよって
どんなに辛い目にあわされても、

相手を全てを受け入れてあげることでした。

 

 

これができれば、こんな苦しい日々は終わると信じてました。

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

たはははは!
今ならわかるが、
そんなことできる人おりません。

 

 

 

私は、今決してそんな人ではありませんが、
許すことができたな、って思えます。

 

 

そして、頭がパンパンになるほどの
怒りも、イライラもなくなりました。

 

 

私の今の”許す”のイメージは、

現状の”納得”
感情の”解放”、 

 


そして自分を守る”行動”が取れるようになった時の状態なのではないかと思ってます。

 

 

 

この状況がなぜ起こったのかを俯瞰で理解して、なるほどと”納得”すること。

 

許せないと言う怒りの感情の奥底にある、本音を掴んで”解放”すること。

 

その後、自分を守るために”行動”することです。

 

 

 

 

感情が揺さぶられることが起こるたびに、
納得して、解放して、行動する。

 

 

 

ああ、この嫌な感情をわかせるために、この人にこんな風に扱われたんだな、と納得し、

 

 

 

どれどれ、その感情の奥にある自分の本音はなんだろう?って自分と対話して、口に出すことで解放し、

 

 

 

自分のために行動して、自分を守る。

 

 

これを繰り返していたら、確実に自分が癒されていきます。
心が楽になって、自由になります。
そして、最後は、相手に感謝の念すら湧いてきます。

 

 

 

ここで間違えて欲しくないのは、
ひどいことされたら、当然怒りは湧きますし、
許せない!って思います。

 

その怒りに蓋するのではなく、
感情はちゃんと味わって受け止めてください。

 

 

ひどいことをされても、いいのよ〜では決してありません。

 

 

”納得”も、これが試練だから大丈夫!と言う盲目的なことではありません。

何度も起こる人間関係のトラブルは、
ちゃんとカラクリがあって、
自分が今後取らなくてはいけない行動への
メッセージですから、
それをきちんと読み取ってください。

 

 

 

自分で判断できない人は判断を、
断れない人は断ることを、
助けてと言えない人は助けてを、
譲ってばかりの人は、
欲しいですと声に出すことを、、、

 

 

 

これまでの人間関係のパターンでやってこなかった、
自分を守るための行動をしていくためのきっかけとして、とらえてみてください。

 

 

 

そして、

相手とニコニコ仲良くできるようになることだけがゴールではない、
と言うのも知っておいて欲しいです。

 

 

 

自分を守るために相手から離れる
という行動を起こさないといけない時もあります。

その”離れる”ことができるかどうかが最大の学びかもしれません。

 

 

 

許せない!って思いながら、
なぜか近寄ってしまう、
離れられない場合はその可能性が高いと思います。

 

 

これも、人間関係のカラクリがわかると、
ああ、だからこんな目にあってるんだ、
と納得できると思います。

 

 

 

最後は、感謝こそしなくても、
相手を思い浮かべても、
特になんとも思わないってところまできたら、
それが”許せた”と言うことなんではないかと思います。

 

 

 

時間がかかることかもしれません。
だけど、必ず糧になることを知っていたら、
顔を上げて、勇気を持ってチャレンジしながら
楽しく待つこともできます。

 

 

 

そしたら、必ず心は楽に、自由になれますから、
どうか諦めないで。
決してあなたが悪いのではないのだから。

 

 

 

許せない出来事には宝物がたくさん詰まってます。

 

 


しっかり自分と向き合って、
ひとつ許したら、
ひとつ心が広くなるだけの話で、

心が広いから許せる訳ではないので、大丈夫!

 

 

 

おちょこ並の心の器しか持ち合わせていない私でも、全く怒らなくなったのですから!

 

 

 

本日もお読みくださり、
ありがとうございました。

田中りん

 

 

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