Hさんの感想(40代 15才12才のお母さん)

 

"前進しないと行進しないと思った"

 

「前進しないと行進しないと思っていた。」

12月の日曜、息子のサッカーを送り出し、

ポチッとTVをつけたら歌舞伎役者、

坂東玉三郎さんのお声が聞こえた。

 

EXILEのアツシさんともうひと方歌舞伎役者さんとの対談で

30.40代のお話しの一言、

 

そう!それそれ!と椅子に腰掛け

TVのボリュームをあげちゃいました。

 

わたしが、りんさんの心のワークを受けて

実感していた頃のお話しだったので、

たくさん共感できたお話しでした。

 

家事、育児、

不安定な主人の所得に家計のやりくり、

持病あり両親との関係(両親が、仲良くない)

 

 

わたしが頑張れば、どうにかなる!

無理して出来なかったら私の力不足…と進んでいました。

 

 

上手くいかないと、落ち込んだり、

自営業者の主人の収入が落ちるとイライラしたり、

泣いたり…

 

でも頑張っている主人を見ると、

子どもたちには楽しそうで

頑張る母を見てほしいからまた進んで…

立ち止まることは、罪だと思っていました。

 

 

でも、私の心奥底では、

ゆっくり体を休めたい、

生活費が安定して欲しい、

父母には2人で解決してほしい、

好きなことができる子どもたちがうらやましい…。

この先幸せに暮らせるのだろうか不安…。

 

 

何を考えてるの!みんなが元気なだけで幸せやん!

こんなこと思う私は悪い人…。

ずっと私の奥底にある魂に蓋をしていました。

 

 

心のワークに通うようになり、

沢山のヒントや道しるべをもらい、

理解が深まるにつれ

私のこころが柔らかくなっていきました。

 

 

胸からたくさん沸いて体からたくさんでてきます。

蓋が少しずつ開き始めたのでしょう。

 

 

休みたい、主人に怒りたい、

両親に関わりたくないけど心配、

子どもたちみたいに好きなこと優先でやりたい!

そう思って突きつめたら、

 

 

そうか、私が私の心地いいことを求めていたんだ!

 

 

りんさんから、

好きな「ことやってみたら?」

「蓋をはずしていいんだよ」

「相手に伝える伝え方はあるよ」

「私の心の奥底にあることを気づかせるための出来事よ」

 

 

自分の奥底にあるものを感じたら、

沢山の腹が立つ嫌なことがやってきます。

 

 

「おー、やってきたか!」

「また同じことをやってくれたな旦那さん!」

「両親またケンカ?」

 

 

でも、とても冷静な自分がいます。

その度に、丁寧につたえました。

「………そうしてくれたら私はうれしいです。」と。

 

 

そして、休憩したり散歩する時間を作りました。

 

 

そうすると、まずは、お昼寝でもしたら?と

主人が枕を出してきたり、

 

両親のケンカはなくなりませんが、

冷静に話が聞けたり

(基本的に聞いてあげたら落ち着く両親)、

 

 

劇的に変わったのが、主人の仕事が安定してきました!

嘘みたいな本当の話です。

 

 

春くらいからりんさんから教わったような伝え方に変えていき、

秋からトントンと仕事が増えてきました。

 

 

私を大切にするということが、

まさかこんなことだったなんて、

蓋を開けるって怖いけれど開けて本当によかった!です。

 

 

まだまだ、不安がなくなったわけではありませんし、

時々まだ無理しすぎてしまうことはありますが、

立ち止まり、日々目の前のことを大切にすることで整います。

 

 

「今日は、しんどいからお味噌だけつくる!

手抜きで買ってきた惣菜ね!」

→皆が手伝ってくれ、

たまにはこんなんいいやん!って家族が話してくれる。

 

 

旦那さんに

「毎日、ありがとう、幸せや、大好きや」

→「こちらこそや!

捨てられてもいいくらいやったのに、俺も好きや」

ってわたしを心地よくさせてくれる。

 

 

好きな時起きてぐーたらする娘に

「羨ましいし、

わたしもできたらいい気持ちになるなぁ」

→「ぐーたらしたらいいやん!

ママがそんな日は、私が起きるし」

と、いつでも休憩okと教えてくれる。

 

 

大きくなったきた中2の息子に

「大きくなってきてさみしいわ」

→「おんぶしてあげよう!もうママぐらい楽勝や」

おんぶしてもらい、

さみしさが嬉しさに変換される!笑笑。

 

 

 

坂東玉三郎さんのお話しの最後は、

歌舞伎をお休みし、

休暇をとり散歩したり、

旅行したり

歌舞伎を全くしない時期を作られたそうです。

 

 

前進しないと行進しないのではなく、

立ち止まったら色んな自分と向き合うことができ、

また歌舞伎をしたいと思い、

魂は前進すると感じたと締めくくられていました。

 

 

立ち止まり、自分の魂の声を聞く、

聞き方を教えてくれたりんさんに感謝しかありません。

ありがとうございます!

 

 

本当に、魂は、前進できるんやね。

 

今年、50歳のわたし、更年期にも、

そうかそうかしんどいなぁと話しかけ、

付き合っていくと決めたら

体はだるくてもなぜか辛くない…笑笑。

 

 

残りの人生、

心ひらいて日々を大切にしゆるりと暮らしていきたいこの頃です。

ありがとうございました

 

 

2020.8.9