前進しないと行進しないと思ってた

田中りんのメルマガです。

みなさんこんにちは!

 

季節は処暑。

気温は暑くても、朝晩涼しくなってきて、

虫の音が聞こえてきましたね。

 

 

今年は雨が長くて、

梅雨明けないんじゃないだろうか?

夏は夏で暑すぎて、

もう涼しくならないのでは?と思っていても、

必ず寸分の狂いもなく巡ってくる季節に

救われた方も多いのではないでしょうか?

 

 

季節が、時が、進んでないように感じても、

目に見える変化が無いように感じても、

実は見えないところはたくさん変化しております。

ある条件が揃う時が来たら、ばっと芽が出るように。

 

 

毎日ぐんぐん伸びるキュウリを見ていると、

種植えてからは、

数日全く何も変化してないように見えた時期があることを

忘れてしまいます。

 

でも確かにその時期はあった。

 

そしてそれを経ないとその後、

キュウリは育たなかった。

 

人間もおんなじなんだと思います。

 

何も変化がないように感じても、

種がたった一粒で土の中で静かに過ごしていたように、

一人の時間をじっくり過ごす時間が必要な時がある。

 

と言うか、自分を大切にし、

自分と出会う時間、

かけがえのない時間、

準備の時間、

蓄える時間。

 

 

伸び悩んでる時ほど、

違和感があるときほど、

立ち止まって自分と過ごす時間が本当は必要なんだと思う。

 

 

植物と違うのは、

人間は自分の意思で立ち止まり、

自分と一緒に過ごそうと

意識しないとできない、と言うこと。

 

 

もしかしたら、やり慣れてない人にとっては、

人生の中で数年を意識して過ごすことになるかもしれません。

 

 

そのうち、日々のわずかな時間で意識して

自分と過ごす時間が取れるようになると、

す〜っと自分が伸びやかにいられることが実感できると思う。

 

 

散歩したり、瞑想したり、自分の体をケアしたり。

自然の心地よさを感じたり、深い呼吸をしたり。

自分の五感をしっかりと味わって。

 

 

そんなふうに、

自分を整えることができるようになったら、

す〜っと自然に生活は豊かさに溢れていく、

と言うことを

体験された方からの感想です。

 

 

立ち止まったことによって、

家族みんなが大きく変化されたお話です。

 

驚きの具体的な変化については全文をどうぞ

 

 

《Hさん(40代、2人のお子さんのお母さん)より》

 

「前進しないと行進しないと思っていた。」

 

12月の日曜、息子のサッカーを送り出し、

ポチッとTVをつけたら歌舞伎役者、

坂東玉三郎さんのお声が聞こえた。

 

そう!それそれ!と椅子に腰掛け

TVのボリュームをあげちゃいました。

 

わたしが、りんさんの心の声を聴くワークを受けて

実感していた頃のお話しだったので、

たくさん共感できたお話しでした。

 

家事、育児、

不安定な主人の所得に家計のやりくり、

持病あり両親との関係(両親が、仲良くない)

わたしが頑張れば、どうにかなる!

無理して出来なかったら

私の力不足…と進んでいました

 

 

上手くいかないと、落ち込んだり、

自営業者の主人の収入が落ちるとイライラしたり、

泣いたり…

 

でも頑張っている主人を見ると、

子どもたちには楽しそうで

頑張る母を見てほしいからまた進んで…

立ち止まることは、罪だと思っていました

 

〜中略

 

休みたい、主人に怒りたい、

両親に関わりたくないけど心配、

子どもたちみたいに好きなこと優先でやりたい!

そう思って突きつめたら、

 

そうか、私が私の心地いいことを求めていたんだ!

 

〜中略

 

私を大切にするということが、

まさかこんなことだったなんて、

蓋を開けるって怖いけれど

開けて本当によかった!です。

 

 

まだまだ、

不安がなくなったわけではありませんし、

時々まだ無理しすぎてしまうことはありますが、

 

立ち止まり、

日々目の前のことを大切にすることで整います。

 

 

坂東玉三郎さんのお話しの最後は、

歌舞伎をお休みし、

休暇をとり散歩したり、

旅行したり

歌舞伎を全くしない時期を作られたそうです。

 

 

前進しないと行進しないのではなく、

立ち止まったら色んな自分と向き合うことができ、

また歌舞伎をしたいと思い、

魂は前進すると感じたと締めくくられていました。

 

 

立ち止まり、自分の魂の声を聞く、

聞き方を教えてくれたりんさんに感謝しかありません。

ありがとうございます!

 

本当に、魂は、前進できるんやね。

 

ーー感想ここまでー全文はこちら!ーー

 

そうです、そうなんです。

立ち止まっる時期があったからこそ、

次のステップへと

魂はずっと前進、成長していきます。

 

 

前に進みたい、もっと良くしたい、と思ってる時、

目に見えて何か行動することがいいことなんだと

思ってしまいがちです。

 

 

本当は動きたくないって心の奥底ではわかってるのに、

動いてしまっている。

 

 

動かないともっと悪い状態になるのではないか?

他人から評価が落ちるのではないか?との

世間や常識にとらわれて、止まることがこわかった。

 

アクセルとブレーキを両方踏んでる状態ですね。

進まないのに、異常に疲れる!

 

 

そのアクセルを踏んでいる足を離す。

 

不安でついつい踏んでしまいそうになるのを

グッと堪える。

 

 

たくさん動いている状態の時に、その足を止めて、

ギュギュッと立ち止まって、一人で静かに過ごすことは、

最初は莫大なエネルギーを要するかもしれません。

 

 

だけどそうすることによって

スピードがだんだんと落ちてきて、

周りの景色をしっかり見ることができるように

なってきます。

 

 

ブレーキもそんなに踏まなくても、

ちょうどいいペース。

 

 

今まで、ブレーキ、アクセル両方ベタ踏みだったのが、

両方踏んでなくても、心地よいスピードでいられる感じですね。

 

力みが取れて、リラックスするようになるので、

いろんなことが感じられるようになってきて、

本来の自分がのびのびと表現できるように

なってきます。

 

 

ワークでは、

一緒にアクセルを外す練習をしていきます。

 

感情が爆発してるときは、

もうスピードオーバーですね。

その度にゆるめて、ゆるめて。

 

そのうち、「ああ、これが私の本来のペースなのか!?」って

だんだん気がつかれていきます。

 

そして頑張りたいときは、

ググッとアクセル踏んで、

休みたいときはブレーキ踏んで。

 

 

これが自由自在にできると

とても楽に自分らしくいられます。

それこそがご機嫌な状態です。

 

 

ちなみに、先日、山道でアクセルとブレーキを

頻繁に交互に踏んでいたら、足がつり、

路肩に慌てて止めて、ことなきを得ました(汗)

 

眠いのに、坂道行かなきゃ!って頑張ると、

まさに強制終了。

少し止まって休めば、

きっと足つらなかっただろうねえ。

 

 

皆様も、ぜひご自身のいいペースを見つけてみてください。

 

それは、その人しかわからない感覚ですので、

自分と一緒に立ち止まって感じてみてくださいね。

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

またお便りしますね。

田中りん

 

 

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