どうしたらいいのかは、身体が一番知っている。

田中りんのメルマガです。
みなさん こんにちは。

 

自然治癒力。

手を切ったら、血が流れ、しばらくすると止まり、
かさぶたができ、そのうち傷はふさがり、元に戻る。

 

傷んだものを食べた。
そのうち腹痛がして、お腹を下して、排泄し、
体内に悪さをするものを一掃して元に戻る。

 

体内に良くないものが入った。
体温を上げて、そのものを殺菌し、
増殖を抑え、元に戻る。

 

辛いことも、時間とともに、
忘れると言う機能のおかげで
元気を保つ。

 

体にトラブルが起こった時は、自然治癒力発動で
全力で対応に当たります。

 

トラブルの時のみならず、
呼吸、消化吸収、排毒、体温の調整などなど、
様々な状況に応じて体が元気にいられるように
無意識でもちゃ〜んと整えてくれている。

 

きっと、いろんなことが体内で起こっていると思うのです。

 

全て把握しているわけではないのに、
身体は私たちの考えとは別に、
しっかりと、瞬時に対応してくれてます。

 

いつだって、調和を保ちながら、
心身ともに元気が保たれるように
24時間、日夜絶え間なく活動してくれております。

 

全部を認識しながら、意志を持ってやるなんて、
到底不可能な仕事量。


目が乾かないように瞬きして、
食べたあとは、必要に応じて消化酵素を出し、
そうだ、老廃物も排毒しとかないと。
全身に血液が回るように心臓を動かし、
息が止まらないように、吸って、吐いて、、、。

 

想像しただけで、無理だと言うことがわかるはず。

 

生きていくための活動を無意識で完璧に行い、
トラブルがあったら、自然治癒力発動で
自らの力で回復していく。

 

子供を出産した時に、そのすごさを
初めて実感しました。

 

陣痛の極期の波の合間にグッと一瞬深く眠ることができたり、
赤ちゃんがへその緒を巻いていたので、
急に出てくると首が締まるから、ちゃんとゆっくり出てきたり、
母乳をあげると、その刺激でちゃんと子宮が収縮したり、
あげたらきりがないほど、身体は良くてきていた。

 

と言うことは、身体ってとんでもなく高性能で
なんでも知っているのではないか?って思うんです。

 

自分が知らないことまでも。

 

先日、来てくださった方が、
結局病院は何が原因かなんて分からないんだねえ。
薬だけもらって、まあ、歳だからとしか言われずに。

だから、自分でケアして、
元気でいることって大事なんだな、って思いました。
と伝えてくれました。

 

本当にそうだなと思います。
病院は完璧な処置をするところ。
もちろん医療で助かる場面があることは確かです。

 

でも、どうやったらそもそも病気にならないのか、
養生の仕方、年齢に応じた対策、
体に負担なく、回復するための方法、
などの身体のケアに関しては
得意分野ではないのです。

 

家族が末期の症状で、様々な治療の末、
なす術がなくなり、
では退院してください、と言われた時、
目が覚めました。

 

そうか、どんなにケアが必要でも、
治療することがなくなったら、
病院にはいられないんだ!って。

 

冷静に考えたらそうなのですが、
どこかで、病院が何とかしてくれる、って
当時は思ってました。

 

病院の最大のお役目は、
自然治癒力を超えたトラブルへの対応。
寝て、休んで、家庭でできるケアではもう追いつかない時。

 

と言うことは、自然治癒力を高めれば、
大抵のことは乗り越えられる。
自分が力をつければ、大丈夫と思うと、
安心しませんか?

 

で、私は自然治癒力を後押しするためのケアとして、
イトオテルミーと言う温熱刺激療法師でもあるので、
施術させていただくと、


強烈な自然治癒力が発動するので、
頭で考えてる以上に体が反応してくれます。


どこから整っていくのかは、身体だけが知っているので、
実際に施術してみないと、わからないのも面白い。

 

謎のブツブツで来られても、
その後、めちゃくちゃ眠くなるのであれば、
身体さんにとって睡眠と休息が必要だった、と言うことだし、


なんだかだるい、って感じでも、
ケアしたあと、なんか元気にシャキッとしたのであれば、
もう少し日常で動いた方がいいかもしれません。

 

水が飲みたかったら、飲んだらいいし、
食べたくなかったら食べない。

 

そうやって身体の声に寄り添っていくと、
元気になっていくんです。
自然治癒力も同時に高まる。

 

ただ、一つ。それをジャマする人がいるんです。
それが何を隠そう、”自分”だったんですねえ。

 

身体の声に耳をすますよりも、
頭の声を聴いてしまうのは、自分なのです。

 

迷惑かけてはならない、
頑張らないといけない、
などなどの頭の声を聞きすぎて、

休みたい、食べたくない、歩きたいなどの
身体の声はすぐにかき消されてしまいます。

 

私は何度も身体の声を疑いましたが(笑)、
やっぱりその通りにすると元気になる。

 

これまで数々の身体さんからの声
筋トレしてほしい、
ちゃんと歩き方学んでほしい、
料理してほしい、
好奇心だけで動かず、一回体力と相談してほしい

などなど。

 

まあ、筋トレが一番受け入れ難かったのですが、
結局は、しっかりやって、
劇的に肩こり腰痛がなくなりました。

 

いろんな方の身体の声を聞かせてもらってきましたが、
みなさん共通してるのは、

衣食住を整える。
運動する
規則正しい生活をする。
家族みんなで心地よく暮らす。

生きる上での土台となるためのことしか伝えてきません。
日常で今すぐできることしか言いません。
(それ以外の声は疑ってください 笑)

 

そして、割と伝えてくることは具体的です。

 

なるほど、そこが身体さんは一番気になってるんやね、
と意識を向けいると、後々情報が入ったりして、
本当に面白いです。

 

その後、ちゃんと実行すると
それはそれはビックリする体験となっていきます。

 

一度、身体の声をじっくり聴いてみてほしいです。
今のあなたに必要なことをドンピシャで
伝えてくれますよ。

 

頭を休めてリラックスして、
体の感じるように動いてみてください。

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本日もお読みくださり
ありがとうございました。

またお便りしますね。
田中りん